入院初日(@Tokyo)

せっかく日本に帰国したのに、5日間の軟禁…
いやいや、これが目的で帰国したようなもんなのだから仕方ない。
『卵巣嚢腫の腹腔鏡手術』。
持病(多発性硬化症)のおかげで色んな検査(日中両方で…)や痛み、経験を積み重ねレベルアップしたと思っていたものの、まだ身体にメスを入れたことはなかった…。
とは言え開腹手術ではなく、腹腔鏡手術なのでかなり楽だとはおもう(比較できない)。

入院初日。
母に車で送ってもらい、時間がすこしあったから『コーヒー飲みたい』という余裕すらかまし、和食ファミレスで、きな粉餅とコーヒーを呑気に食べる。

14:00、入院。
あまりにも綺麗な病院でカルチャーショック。これに慣れたら(特にトイレ)中国に戻れないぞと自分に言い聞かす。
女性専門のクリニック、産科も小児科もある。私の病棟には分娩室と新生児室もあり、今日産まれたばかりのベビちゃんたち(3〜4人いた!)を飽くまで眺める。
ついさっきまでおかあさんのお腹の中にいたんだから、この世に出てきてみんな苦行の形相でねむっている。可愛い。
夕飯。
豪勢!味もとても美味しい…上海の高い日本料理屋よりよっぽど美味しかった…。
明日は丸いちにち絶食だから今のうちに豪華なもん食っとけよってこと?
食後にシャワーを浴びて呑気に過ごしたが、夜勤の看護師さんに『明日の夜は点滴交換などでぐっすりは眠れないかもしれませんよ〜』と言われ、22時には就寝。
この日もそうだったが、病院のベッド・術後の麻酔が切れて起こされる直前・その後痛みと酸素マスクの苦しさで眠る間・ぜんぶ夢を見た。すべて、前まで働いてた職場に関する夢だった。

長いので、つづく。

まめまき@Shanghai

三十路なかばにしてはじめての海外生活@上海。 「I'm Korean,but I'm from Japan.」と言ってまわりを混乱させる日々。そんなつれづれ。

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