元職場の先輩に紹介してもらった本屋さん。
チェッコリ。
神保町にある韓国語の本を取り扱う本屋さんで、本の販売だけでなく対談などのイベントも行っているらしい。
近くに行く用事があったので、ふらりと立ち寄ってみた。
ほんとにふらりと。
そこが何とも言えないとっても素敵な空間で、本に囲まれたちいさなその場所にしばしうっとりしてしまう。
カフェも併設されているため、チャンゴ(朝鮮の民族楽器)で出来た椅子に座ってゆず茶でも飲みながら本を読むこともできる。
が、完全にふらりと立ち寄った私。
財布を開けてみると千円ちょっとしかない。
(よくこれで都心をうろうろしてたな)
優しい店長さん、近くにコンビニあるからATMでおろせますよーと教えてくれる。
で、コンビニまで走るも財布を開けたら銀行のカード一枚もない(T_T)
中国で不要なカードは一切持ち歩かない癖がついてたから全部家に置いてきてた(T_T)
とぼとぼと戻り、スミマセンと事態を告げる。でも、その後もそこに居座り、店長さんと話すうちに社長さん(韓国人)登場。
その社長がとっても気さくで面白いひとで。
色々話すうちになんと私の姉と大学の同級生だということが判明!
そしてわたしは500円の古本コーナーからこの本を買うことが出来た。
ハンアリ、というタイトルの童話。
ハンアリとは表紙の絵にも描かれている樽のこと。
どんな内容だったか…小学生の頃読んだような気がするけど憶えてない。
とりあえず文字も大きく読みやすそうだったので買ってみた。
ほんとうは詩集が欲しかった。
ハングルで書かれた詩集がとっても素敵で。
(ちなみに店長さんの話では、いま韓国では書写が大ブームで、詩の隣ページが真っ白でそこの書写するという本が売れているらしい)
あぁ、それ欲しかったなー。
あと、韓国語と英語が1ページずつ書かれたものも勉強になりそうで。
そんなわけで、真っ先に中国語を勉強せねばならない状況で韓国語に手をつけてどーすんだわたし。
が、いまが一番人生の中で語学と向き合ってるときかもしれない。
500円の古本と、面白い社長さんとも知り合いになることができて良い時間を過ごせた。
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