日本への一時帰国から戻ってきて早10日。
だらだらだった鼻水も気づけば治っていた。
(慣れるの早)
帰る日の羽田空港のJALのカウンターでお姉さんが懇切丁寧。ああ…優しい…といちいち感動。
別のカウンターではセロハンテープ貸してくださいというお願いに快く応えてくれた爽やか好青年。
はたまたトイレの洗面台が濡れてない!床がびしょびしょじゃない!トイレットペーパーある!と日本を去る前に感激。
空港内のつるとんたんで食べたおうどんの出汁がしみ入り、機内食のドレッシングの子供から老人まで開けられる切り口の優しさに涙する。
あげく、CAは機内食を下げ終わって『お口に合いましたでしょうか』とにっこり微笑んでくれる。
でも。でもさ。
上海だっていいのよ。
たとえチャリを漕いでて3〜4人の警官にわけのわからないことを何度も叫ばれようとも。(ちなみに何言ってるかまったくわからず、え?と聞き返しながら漕ぐ足を止められなかったのでそのままスルーした。)
柔軟剤を詰め替えようとしたら切り口がまったく見当たらず、しかたなくハサミで開けたら今度は全神経を注がねばいつ倒れるかわからない形状の詰め替えパックだって。
トイレに入って手を洗ってたら、隣の人が手を拭いたティッシュを捨てようとゴミ箱を探すも見当たらないから洗面台にぽーいと捨てようとも。
高いお金出して日本食スーパーで買った野菜にカタツムリちゃんがついていようとも(む、む、無農薬だな!)
ええ、ええ。
愛してみせようじゃないの、上海!
そうさ、日本が過剰に甘やかしすぎなのさ。
上海に来てようやく4ヶ月。が、最初の数ヶ月よりもここでやっていくんだという覚悟(諦め?)がついた気がする。
そしてほんの少しだけだが前よりも中国語がひょいっと耳に飛び込んでくる気がする。
聞こえるのが単語からフレーズに変わった感じ。
そんな今日の上海は大雨。
歩く気にもなれず近所のサブウェイのサンドイッチにチャレンジ。難易度高いと言われるサブウェイ。
めんどくさいから出来上がってるものを注文しよーうと思ったら、いきなり『パンを選んでね』と先制攻撃。
チョイス?と聞いてもきょとん顔の店員さん。チーズもマヨネーズも伝わらないNOイングリッシュ大国(通じる人はもちろんたくさんいます)。
習った野菜の名前は肝心なときにはまったく思い出せず、結局すべて指さしで乗り切る。
そして珈琲を頼むと今日は無いよとのこと。
コーヒーマシーンが壊れてるから珈琲からカフェラテからモカから今天全部没有。
ホットチョコレートならできるよと笑顔で言われた。不要…これもまた上海アルアル。
2コメント
2016.06.22 04:21
2016.06.16 14:55